田七人参のサポニン効果

田七人参とサポニン

高麗人参田七人参、大豆などの健康食品には優れたサポニンという成分が配合されています。

 

このサポニンはまさに万能薬と呼ばれるのですが、このサポニンにはどのような働きがあるのでしょうか?

 

抗酸化作用で健康に

リンゴの皮をむいて、しばらくすると茶色くなって酸化しますね。私たちの体内でもアルカリ性物質が発生し、酸化していきます。この酸化が進むと身体の細胞は老化しやすい状態に傾いていきます。

 

サポニンの特徴的な作用に抗酸化作用があります。この抗酸化作用は血管に溜まる活性酸素を溶かし、いわゆるドロドロ血をサラサラにして血行を促してくれます

 

血管内に活性酸素が溜まると血管が硬くなります。固くなった血管は傷ができやすくなり、この傷は血管内でかさぶた状になります。このかさぶたがはがれると、血管内を通り血液の流れに乗って体を巡ります。

 

このかさぶた状のものが心臓や脳などの大切な臓器で血栓となって詰まると、そこから血液が流れなくなり、血管内で運搬されている酸素が滞り、心臓では心筋が、脳では脳血管が壊死してしまいます。この状態を心筋梗塞や脳卒中と言います。

 

抗酸化作用はこの血液の中のかさぶたを溶かし、血流を促し、血管を柔軟に若々しく保ってくれる働きをもっているのです。

 

また、サポニンの抗酸化作用は、血管内に潜む悪玉コレステロール(LDL)をコントロールし、中性脂肪を減らしてくれる働きを持っています。

 

中性脂肪が多くなり、悪玉コレステロールが増えると血管系の病気になりやすいので、動脈硬化や高血圧、心臓病、脳卒中の予防に役立ちます。

 

ダイエットにも効果的

サポニンには中性脂肪分解抑制、合成促進作用があるため、血管内に溜まる脂肪の蓄積を防ぎ、脂肪を燃焼させる働きがあります。

 

これらの作用はインスリンに似た作用をもたらすので、血糖値の急激な上昇を抑える役割を果たしますので、糖尿病予防にもこうかがあるのです。また脂肪燃焼効果はダイエットの強い味方になります。

 

身体の巡りを改善

サポニンの働きとして副腎室ホルモン分泌促進作用も挙げられますが、これは免疫力アップによる風邪などのウィルス感染の予防効果も期待できます。鎮痛、鎮痛作用、中枢神経抑制効果もあることから、風邪の時などの咳を止めてくれる作用もあるようです。

 

ほかにこの副腎室ホルモン分泌抑制作用はアレルギーの抑制にも役立ちます。そのため花粉症の緩和やアレルギー症状の緩和にも効果があると言われています。

 

さらに肝臓や腎臓を保護する作用もあるため、身体の中のアルコールを分解しやすくし、腎臓では血液内でできた余分な老廃物を排出してくれる効果も期待できます。

 

美容効果が期待できる

サポニンには、血行を良くし、血流を促す働きがあります。血流が良くなると、体温が上昇しやすくなり、代謝がアップします。そのため、冷え性の改善や肥満防止、高血圧予防はもちろんのこと、顔色が明るくなり美肌効果が期待できます。

 

体内の細胞を強くする働きも持っているため、お肌の細胞だけでなく、脳細胞をはじめとする全身の細胞を若く健康にたもってくれるのです。

 

女性特有のお悩みにも働く

さらに、サポニンには精神安定、催眠作用などもあるため、自律神経を整えてくれ、交感神経と副交感神経のバランスを整えてくれる働きがあります。更年期と田七人参

 

何となく気分が優れなかったり、イライラしたり、夜眠れなかったりするのはこうした自律神経の乱れが原因と言われています。

 

この自律神経が乱れると、全身の倦怠感や不眠、頭痛、高血圧、慢性的な疼痛、ひいては自律神経失調症やうつ病などを引き起こします。

 

精神安定作用は、更年期のうつ状態や、イライラ、ほてり、不定愁訴、PMS(月経前症候群)など女性特有の悩みにも対応してくれます。サポニンは身体だけでなく、心にも作用してくれる成分と言えるでしょう。

 

サポニンの過剰摂取には注意が必要

サポニンは血管に作用する成分が含まれているため、過剰に摂取すると赤血球の細胞膜を溶かす働きがあると言われています。ほかにも悪玉コレステロールだけでなく、善玉コレステロールの数まで減少させてしまうので注意が必要です。

 

大豆サポニンや高麗人参、田七人参に含まれるサポニンは作用が穏やかですので、食品で摂取するようにしたり、サプリメントで正しい用法を守って服用したりすると安心ですね。

 

中高年になると、健康診断などで血液検査の結果が気になるものですよね。サポニンは血管内のコレステロール値、血圧、BMIなどの数値を改善させる働きを持っていると同時に、代謝が落ち、太りやすくなる体内の脂肪燃焼を助けてくれる身体の健康促進の万能薬と言えるでしょう。

 

また、40〜50歳の女性にとっては、更年期障害やPMSなど女性特有の中身を抱えている人も少なくありません。サポニンの働きが更年期障害の不快な症状をやわらげ、健康的な身体を守ってくれるのではないでしょうか。